国際シンポジウム −日本の臨床獣医学教育への提言− |
連合獣医学研究科では、3月20日(土)大学会館にて国際シンポジウムを開催し、県内外の動物医療関係者、一般の方及び学生を含めて約140名の参加があった。このシンポジウムは、獣医学教育充実のための国際力を備えた臨床獣医研究者の育成を目的とし開催した。 はじめに、丸本学長より開会の挨拶があり、第1部では、「獣医学教育を考える」をテーマに日本大学総長の酒井健夫氏による基調講演「Thoughts
about Education in Veterinary Medicine Aiming to Provide High-Quality Education」、日本動物病院福祉協会会長の石田卓夫氏による講演「わが国の獣医学教育における問題点」、そして日本獣医師会職域理事の細井戸大成氏による講演「卒後臨床研修の現状と課題〜動物病院開業者の視点から〜」を行った。 第2部では、「最先端獣医療の現状」をテーマにカリフォルニア大学助教授の林慶氏による講演「関節疾患への包括的なアプローチ」、東京大学大学院農学生命科学研究科教授の佐々木伸雄氏による講演「日本とアジアにおける専門医制度の現状と将来」、最後にカリフォルニア大学教授のJ.ポールマーフィー氏による講演「Analgesia for the Pet Bird」を行った。 その後、全講演者をパネリストとしてパネルディスカッションを行い、1)獣医臨床教育改革の必要性、2)それに伴う国際力を持つ臨床獣医研究者の育成、3)人材確保等についての提言が行われ、盛会のうちに終了した。 |
|||||||||||||||
開催概要 | |||||||||||||||
日 時 平成22年3月20日(土) 9:00〜16:30 (受付) 8:30〜 | |||||||||||||||
会 場 山口大学 大学会館 大ホール | |||||||||||||||
プログラム | |||||||||||||||
開会あいさつ 9:00〜 山口大学大学院連合獣医学研究科長 田浦 保穗 |
|||||||||||||||
学長あいさつ 9:05〜 山口大学長 丸本 卓哉 |
|||||||||||||||
【基調講演】 9:20〜 日本大学総長 酒井 健夫 |
|||||||||||||||
【特別講演】 10:20〜 公益社団法人 日本動物病院福祉協会会長 石田 卓夫 |
|||||||||||||||
【特別講演】 11:10〜 公益社会法人 日本獣医師会職域理事 細井戸 大成 |
|||||||||||||||
12:00〜13:00 − 昼食・休憩 − |
|||||||||||||||
【特別講演】 13:00〜 カリフォルニア大学助教授 林 慶 |
|||||||||||||||
【特別講演】 13:50〜 東京大学大学院農学生命科学研究科教授 佐々木 伸雄 |
|||||||||||||||
【特別講演】 14:40〜 カリフォルニア大学教授 J. ポール マーフィー |
|||||||||||||||
15:40〜15:50 − 休憩 − |
|||||||||||||||
【パネルディスカッション】 15:50〜
|
|||||||||||||||
閉会あいさつ 16:30〜 山口大学大学院連合獣医学研究科長 田浦 保穗 |