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■5.10 アスぺの会 ボランティア活動 | |
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2009年5月10日 今回は山口県アスぺの会を取材しました。 アスぺの会は、約6年前に、高機能自閉症アスペルガー症候群の子供たちの理解と支援のために、山口大学教育学部の木谷先生によって立ち上げられました。 参加者は山口大学生だけでなく、他大学や専門学校にも浸透し、月一回の活動を行っています。 |
当日、50人程の参加者で教室は一杯です。 | 今回のテーマは「スポーツで遊ぼう!」代表の加藤さんがルールを説明します。 | 今年度の初めということで初参加の人も多く、質問したりメモをとったり皆積極的です。 |
そして、いよいよ子どもたちと対面し、今日の活動を一通り説明します。 | 外ではサッカーを。 天候は最高のコンディション。 皆元気ですが、私は暑くて参りました。(学生なのに・・・) |
みんなで給水タイム。 すでに私は取材中に疲れてしまい、ちゃっかり自動販売機へ直行していました・・・。 |
その横では子どもも学生も互いに歩み寄っておしゃべりしています。 | 体育館ではバドミントンとペタンク、ドッヂビーをやっています。 ドッヂビーとは、ドッヂボールの代わりにフリスビーを使ったものらしいです。 名前だけではなかなかわかりにくいですね。 |
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いいショットですね。 しかしながら実は子供がけがをしてしまったようです・・・お大事に。 |
いよいよスポーツの後はおやつタイム! 子どもたちは疲れを知らず、お菓子に群がります。 |
天気がいいので大学会館前の木陰で集まっておやつを食べます。 木陰だと風が気持ち良く、昼寝をするには絶好の環境です。 |
初参加の方も、とても今日初めて会ったとは思えないように打ち解けあっていますね。 | 子どもたちと遊んだあとは学生たちで反省会です。 良かった点、悪かった点、感想をアンケートで集めて次回へ活かします。 |
参加者である山口大学人文学部の上田さんに感想を聞いてみたところ、 「子どもたちは皆積極的で楽しめました。重要なのはしっかりと話をきいてあげることが重要です。」だそう。 |
現在のアスぺの会の代表 山口大学教育学研究科 大学院二年生の加藤菜さんにインタビューしました。 「子どもたちは対人関係が苦手ですが、この活動をしていくうちに成長していくのが実感でき、やりがいにつながります。 重要なのは、まずは自分が楽しんで活動ができることです。 この活動では、学生と子供たちが遊んでいる間に保護者同士で情報交換などをして勉強会をしています。 この活動をもっと多くの人に知ってもらい、同じ症状の子供たちをもつ保護者の方の支えになったり、ボランティアの方が増えていけばいいですね。」 |