BEING FREEDOM in山口大学

皆さんは山口大学の「おもしろプロジェクト」をご存じですか?
おもしろプロジェクトに採用されると、大学生が大学からいくらか援助を頂いて自主的に活動できます。
今回紹介するのは2008年3月に発足した「BEING FREEDOM」というサークルです。

●BEING FREEDOM紹介●
 <活動内容>
   発達障害のある子供とその保護者のための講演会の開催、勉強会、育児支援のボランティアの応援など
 <部員(2009年9月現在)>
   30名。(4年10人、3年4人、2年10人、1年6人。)
   部員のほとんどが教育学部生ですが、人文や経済の学生もいて、後期からは医学部生も入る予定だそうです。 


9月13日に行われたミーティングの様子です。
和気あいあいとした雰囲気の中でもメリハリのある真剣な議論が行われています。

12月に開催するイベントのプログラムや日程を話し合っています。
「参加者の目線に立った企画・運営を」という思いが伝わってきます。

部員の教育学部2年・熊谷友紀さん。
「子供が大好きで子供を対象としたボランティア活動に参加したいと思っています。知識はまだ十分ではないですが、簡単なことでも手伝いたいと思っています。」

10月5日に行われた全体ミーティングの様子です。
「全員が参加できる遊び」について意見交換がなされています。

話し合いのために作られたレジュメです。
全体の話し合いの時にはこういったレジュメが作られ、話し合いながら書き込んでいくそうです。

学生自主活動ルームに掲示されているチラシの一部です。このサークルに興味を抱かれた方は共通教育本館棟1階の学生自主活動ルームにお越し下さい。

★部長の古谷さんにインタビューしました★

「参加者の笑顔のために1番いい方法を考える」

Q発足のきっかけは?
  これまで個人で活動してきましたが、現場の学校で不登校や発達障害の子供が多い現状に対して自分たちでできることは何かと考え、友人を誘って発足しました。

Qサークル名にあるFREEDOMとは?
 「子どもたちの居場所や母親たちが少し楽になれる場を作る」という意味です。

Q子供と関わる中で気をつけていることはありますか?
  明確な答えはありませんが、「子どもを傷つけないこと」と「子どもや保護者にとって1番良い方法を考えること」です。

Q苦労していることはありますか?
 各小・中学校の行事とかぶってはいけないのでスケジュールの管理は大変です。
 それから…これは個人的なことなのですが、物事を客観的に見ることが苦手なので周りのメンバーから助けてもらっています。

Qサークル活動を通じてうれしいことはありますか?
 参加者の笑顔が見られることです。またこの企画が大学内で認められることも嬉しいです。

Q今後の目標は?
 不登校や障害を抱えた子どもの居場所がある環境づくりです。

BEING FREEDOM部長
教育学部4年生の古谷慶大郎さん。
お忙しい中、丁寧に答えてくださいました。