■5月31日 田植え
 今年で四回目になる大学生活協同組合とJAが主催する「田植え体験」。
 学内の食堂「ボーノ」で食べるお米は地元で採れたものを使っています。
 
 今回は学生が実際にお米を作っている現場へ行き、実際に田植えを体験することで農家の方たちと交流を図るというものです。
 毎年好評らしいこの活動、私も実際に行ってみることにしました!

 朝早く、大学に集まってバスへ乗り込みます。  ちょっとした旅行気分でございます。
 
 JAの山口宇部小野支店にて山口の各大学生協とJAのちゃぐりんと合流します。
 今回は過去最高の参加者で、60人程度だそう。
 約半数は山口大学の学生です。
 バスに揺られること数十分で現地に到着します。
 まずは開式のあいさつから。 
 山口農協の縄田さんは
「日本人として、新鮮で安全である日本の食料を食べてほしい」
 と熱心に学生向けて語ります。
 開式も終わったところで、いよいよ田植えです。
 どのように苗を植えるのか説明を受けた後、実際に田んぼに入ります。
 もちろん裸足で田んぼに入ります。
 横に虫かごがあるのは何故だ・・・
 思ったよりも田んぼの底は深いようで、かなり動きにくそうにみえます。
 皆で横一列になって、一緒に植えていきます。  写真を撮っていたら、農家の方に
「田んぼに入って泥まみれになっとらん最近の若者はだめだ!」
 と駄目出しを食らってしまいます・・・
 
・・・というわけで、実際に私も体験してみました!
 やはり底が思った以上に深くて動きにくい!
 これを続けるのは肉体労働だ!
(とか言いつつ楽しんでるけど!)
 
 多くの人は田植えというものが初体験のようで、慣れていないのがこちらにも伝わってきますが、皆楽しそうに苗を植えていきます。  実際に泥まみれになってる学生もいます。
 ・・・どうやら子供たちに泥をかけられたようです。
 
 あー疲れた!(ちょっとしか植えてないけど・・・)
 ・・・ということで、仕事をした後はお待ちかねの昼食です!
 今日は泣く子も黙るカレーでございます。
 お米はもちろん、ここで採れたものを使っています。 
 さらに横ではソーセージや豚肉の炭火焼もあり、なんとお代わり自由。
 その上、飲み物は山口で加工されたお茶などで、まさに地物三昧。
 
 その後、皆でビンゴゲームが行われ、楽しいひと時を過ごしました。   司会進行役は山大の松本君が行います。
 いきなり役を任されたそうですが、上手にこなしますねえ・・・。
最後は皆で圃場をバックに記念写真をパチリ!  
 そしてその後バスに乗り込みJA山口宇部の育苗センターへ。   ここでは、福岡ドーム4、5個分の面積の苗を作っているそうです。  センターの方曰く、
「苗の出来はその年の米の出来の半分を占める」とのこと。
 責任重大ですね。
 参加した学生に感想を聞いてみたところ、
 体験や農業に携わる方とお話しして、いかに食卓に並ぶ食料には手間がかかっているのかということを実感した学生が多かったようです。
 
 参加者の多くは楽しそうだからというノリで参加している学生が多かった!笑
 
 なんといっても援助もあって参加費1日で300円という破格!
 これは毎年参加するしかないでしょう!