■2017.3.15自主活動ルーム企画「山口遠足」

 ☆山口遠足とは
学生が山口をもっと知って、「やってみたい」をみつけていくための遠足で学生自主活動ルームが企画しているものです。

3月15日(水)、山口遠足に参加し、美祢社会復帰促進センター見学と秋吉台科学博物館見学、化石採集体験学習を行いました。
 当日は山口大学生20人ほどの参加があり、とても有意義な活動となりました。



当日は8時50分に山口大学体育館前に集合。天気はあいにくの雨でしたがみなさんわくわくしている様子でした! こちらは美祢社会復帰促進センターの一般の方向けの食堂の様子です! センター生(受刑者)と同じ食事をとりました。
栄養のバランスも良く、ボリュームもあってとても美味しかったです。
  ★美祢社会復帰促進センター

「国民に理解され、支えられる刑務所」という理念の下、国民・地域との共生による運営を行っています。また、多様で柔軟な処遇が可能であり、可能性に富んだ初犯受刑者を収容して、徹底した矯正処遇等を鋳実施し、創基に社会復帰できるよう「人材の再生」を目指しています。このセンターの収容対象は、犯罪傾向が進んでおらず、初めて自由刑の執行を受ける(初犯)者のうち、心身等に著しい障害がなく、集団生活に順応出来る人に限られています。

※館内の様子を撮影をすることが出来なかったので、食堂のみ撮影させて頂きました。
☆敷地総面積      280,622u(マツダスタジアム1.9倍!)
☆収容人数   受刑者(男) 500人
           受刑者(女) 800人
☆職員数     国職員    175人
         民間職員    約820人

普段見ることが出来ない施設の中の見学や、センター生の職業訓練の様子など見学することが出来て貴重な経験をすることが出来ました。
次に、美祢市立秋吉台科学博物館に訪れました!
荷物を置いたら、早速化石採集を体験します。 まず、施設の方に化石採集に関する説明をしていただきました。
採集した石の中にフズリナ、腕足類(二枚の殻を持つ海産の無脊椎動物)、珊瑚、アンモナイトなどが見られることがあるそうです。
採集する際には、ゴーグルをつけ、ハンマーを用います。


採集場で個々に石を選んでいきます。
☆化石採集の様子☆
みんな夢中になって石をたたいていました。
化石が入っている石を見つけるのはなかなか難しいですが見つけた時の喜びは大きいです。
採集した石を塩酸の中に付けると化石がはっきりと出てきます。 私は、腕足類でした。
中には、レアなアンモナイトを発掘している人もいて驚きました!
採集した化石は1人2つまで持って帰ることが出来ます。
次に、館内の展示を見学しました!
1階には、秋吉台の洞窟や採石場から発見された脊椎動物の化石、洞窟の環境に適応・進化した「洞窟生植物」と呼ばれる生き物やコウモリの説明、秋吉台周辺に生息する動植物の標本や写真パネルが展示されていました。
     
 2階には、秋吉台周辺の遺跡や古墳から出土した石器や土器の展示、カルスト地形の成り立ちについての解説、地球誕生から現在までの歴史をジオラマと化石で表現している展示もありました。
また、秋吉台の化石や地質についての展示もあって秋吉台に関連することをたくさん知ることが出来ます
   
 秋吉台の景色もとても綺麗でした!!  
皆さんも是非一度訪れてみて下さい。

〜編集後記〜
今回取材・編集に携わったA・Tです。
今回は美祢社会復帰促進センター見学と秋吉台科学博物館見学、化石採集体験学習を行いました。
美祢社会復帰促進センターでは施設の中を見学したり実際にセンター生の方と同じメニューの食事をとることが出来たのでとても貴重な体験になったなと思います。
また、秋吉台科学博物館では、化石を見つける事が実は難しいという事を知りました。
実際に発掘した化石を大切にしたいと思います。