編 集 後 記

 ながらく懸案になっておりました「山口大学環境保全」がこのほどようやく「呱々の声」を上げることになり,関係者一同ほっとしております。山口大学廃水処理センター運営委員会の任務は,廃水処理センターを円滑に運営することにあります。その一環として,昭和58年度の本委員会で「廃液処理の手引き」および「広報」の発行が企画立案されました。実は,このような活動は多くの大学で活発に行なわれており,山口大学におきましても広範な活動をなすべく,センター長以下委員一同鋭意努力を重ねてまいりました。しかし,昭和59年11月,廃液処理の手引きの刊行には漕ぎ着けたものの,広報の発刊までには至っていませんでした。このような折もおり,今年度に入って広報の編集委員会なるものが構成きれ,年度内に日の目を見させようと努力してまいった次第です。また前々から,内容をどのようにするかずいぶん腐心致して参りましたが,関係各位の皆様方に,環境,廃水に係わる諸問題をそれぞれのお立場からご執筆いただきました。また種々の間題を抱えていると思われますガラス器具洗浄に関するアンケートが昨年行なわれましたが,その集計結果をも掲載致しました。あわせて,日常行なわれています生活廃水,実験廃水等の処理のシステムや処理内容をも盛込み,廃水処理センターの業務の一端も紹介していただきました。この広報刊行に当たりまして関係各位の多大のご協力が得られましたことを編集委員一同心から感謝致しております。最後に、皆様方にこの小誌に関心をお持ち頂けましたならぱ編集委員一同の望外の喜びであることを申し添えます.

広報紙編集委貝会