「平成21年度国際化推進事業」に関する中間報告

 

 本事業は、本学が文部科学省の「平成21年度国際化拠点整備事業(グローバル30)」に応募したが、残念ながら採択には至らなかったことから、「グローバル30」で求められている大学の留学生事業の拡充に資することを主たる目的として、以下のような事業を推進すべく、昨年7月に各部局から提案をいただきました。

(1) 留学生受入数増加や本学学生の海外留学促進に直接貢献すること。                     

(2) 英語での授業や英・日混合授業の実現促進に資すること。             

(3) 教員の海外における研究、教育実績等国際化対応力(教員の質)向上に資すること。

 

国際戦略室では提案内容を検討し、提案部局との意見交換を経て、現在「表1」の事業を「平成21年度国際化推進事業」とし、提案部局の協力を得て実施しております。

表 1:「平成21年度国際化推進事業」一覧

人文学部

外国人留学生のための特別支援プログラム(日本語弱点補強クラス開設)

経済学部

ダッカ大学公共管理学部・BCSAAへの講義提供

理学部

理数学生のための海外武者修行プロジェクト

医学部、医学系研究科

教員、大学院生の海外派遣(授業提供)

工学部

学部授業の国際化を目指した教材(英語教材)開発

農学部

「中高温機能性」微生物に関するアジア国際共同研究(共同研究ネットワーク参加大学との研究者交流と授業の相互提供)

理工学研究科

東南アジアにおける教育研究国際協力拠点の設置

技術経営研究科

国際的地域間連携を目的とした東アジア技術経営教育拠点形成

連合獣医学研究科

インドシナ地域における獣医系学部創出を目指した拠点・支援大学の教育実態調査と学生交流

大学教育機構

循環型日本語学習支援体制モデルの構築(e-lerning用教材開発、DVD作成等)

  今回は、本事業について、広くご理解をいただくことを目的に、上記事業の一部について、計画案や実施報告を紹介します。

人文学部の林伸一教授は、資料(ここをクリック)のような特別プログラムを実施し、留学生の日本語能力向上に努力されています。

経済学部の土生准教授、仲間准教授は、資料2(ここをクリック)のようなプロジェクトを先日終えられました。

医学部のTurale教授は、資料3(ここをクリック)のように、教員不足に悩むフィリピンの大学のために、本学大学院生も交えて授業提供を行い、若手研究者の育成とフィリピンの保健・看護分野での高等教育向上に協力されました。

  医学部の服部教授は、資料4(ここをクリック)のとおり中東のアラブ首長国連邦でユニークな活動を続けておられます。


今後、他の事業についても逐次紹介していきます。

国際戦略室