山口大学学部生3名が青年海外協力隊に合格!

 

本学4年生3名が国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊(JOCV)2010年度春募集に合格し、来春の卒業後2年間の海外ボランティアに参加することが決まりました。難関を突破したのは、理学部の衛藤さきさんと徳田誠さん、教育学部の斉藤徹さんです。3名は11月24日に丸本学長と面談し、合格の喜びを報告すると共に、活動への強い決意を伝えました。

衛藤さんはアフリカのガーナで理数科教育、斉藤さんはモンゴルで体育教育、徳田さんは南米パラグアイで環境教育の分野で、現地の人たちと連携して、それぞれの国の発展のためにボランティアとして協力する予定です。3人は卒業後4月から約2.5ヶ月の派遣前訓練を受け、6月末にそれぞれの赴任国に派遣されます。

徳田さんは高校2年生までマレーシアで生活した経験を持ち、語学力には心配がないようで、将来は大学院に進学する予定です。斉藤さんは将来教師をめざしていますが、教員として青年海外協力隊の経験を子供たちに伝えたいと望んでいます。衛藤さんは将来大学院に進学し、その後海外で活躍できる専門家になる夢を持っています。

丸本学長からは、「2年間の海外経験は必ず人生で役立ちます。健康に気を付けてがんばって来てください」との激励を受けました。

最近では、農学部出身の橋本憲治さん、理学部出身の伊藤佳奈さんが、卒業後すぐに協力隊に参加しており、山口大学出身の青年海外協力隊員はもうすぐ100名になろうとしています。

                                          

                                写真左から今津国際戦略室教授、丸本学長、衛藤さん、斉藤さん、徳田さん


国際・社会連携チーム