2009.09.18

「山口大学の国際化を考えるシンポジウム」ご案内

国際協力活動推進プラットフォーム

代表世話人  今津

 

山口大学では大学の社会貢献の視点から、国際交流、国際協力活動を積極的に推進することを目指し、<参考1>の通り大学の基本方針を定める文書において、国際貢献、国際交流につき述べています。

その結果、多くの教職員がそれぞれの立場で、国際関連の活動に参加していますが、それらが必ずしも大学としての国際交流、国際協力活動への取り組みとして位置づけられていない様に思われます。このように別個に行われている国際活動が相互に連携すれば、山口大学としての取り組みとして、より広範な国際活動へと発展することが期待出来ます。

文部科学省が募集した「国際化拠点整備事業」(以下、「Global30」)に、多くの大学が応募を断念する中で、本学は果敢にチャレンジしました。しかし、Global30が目指す国際化は留学生に特化した一つの方向性であり、多様な大学の機能を考えれば、Global30で大学の国際化がすべて解決するものではありません。

以上のような認識に基づき、本年より10月が「国際月間」に制定されたのを機に、国際活動に関心を持つ教職員が、山口大学の今後の国際化のあり方につき意見を交換することを目的として、下記の通り「山口大学の国際化を考えるシンポジウム」を開催することにしました。ご多忙中とは存じますが、多数の教職員の方々の参加を期待しております。

参加希望の方は、総合企画部国際・社会連携チーム 国際連携担当までメール連絡下さいます様お願いいたします。

担当:総合企画部国際・社会連携チーム

国際連携担当  寺西・山本

Tel083-933-5027

Mailsh031@yamaguchi-u.ac.jp

                 

  

 

                           

開催日時:1019() 15時から1730

開催場所:経済学部第1会議室(経済学部A棟2階)

主  催:国際協力活動推進プラットフォーム

シンポジウム次第:

  1.開会、趣旨説明                    今津  武(5分)

2.問題提起1:「山口大学の国際化への期待」  畠中 学長特別顧問(10)

  3.問題提起2:「山口大学の国際化とGlobal30」   村田 秀一 副学長(20)        

  4.問題提起3:「私の考える国際化とは」           2〜3(5)

  5.全体討議

  6.閉会

以 上

<参考1

山口大学憲章(2007.2.15制定)

教育の目標:私たち山口大学は、地域社会および国際社会の発展と平和の実現に貢献するために、21世紀の知識社会における課題探求と問題解決の能力を持った人材を育みます。

私たちの責務:地域社会の発展と国際社会への貢献

私たち山口大学は、心豊かな教養人と優れた専門的知識・技術を持った人材を育み、地域社会の発展と国際社会の平和に貢献し、人類の幸福に寄与します。

山口大学第2期中期目標(素案)

(前文)大学の基本的な目標:地域の基幹総合大学として,また,アジア・太平洋圏において独自の特徴を持つ大学に進化することにより,教育・研究の成果を広く社会に提供するとともに,地域社会や国際社会との連携をかたちにし,社会の発展に寄与します。

(教育内容及び教育の成果に関する目標)

・国際的視野と実践能力を持ち,国際的に活躍できる学生を育成するための教育研究環境を整備し,本学の国際化や国際競争力の向上を図るための方策を推進する。

・外国人留学生の増加を図る方策を推進するとともに,外国人留学生の日本理解と日本語能力を向上させる取り組みを推進する。

(国際化に関する目標)地域との連携を強化しつつ国際協力を推進するとともに,国際的な研究連携の強化のため,重点拠点国及び重点連携大学を定め,組織的かつ包括的な連携活動を展開する。

明日の山口大学ビジョン

国際的な社会連携活動:大学間ネットワークによる国際連携及び国際協力・交流の推進(海外オフィースを設置し、留学生の受入、研究者の交流、国際協力、国際産学連携などの加速的推進を支える。)