2009.09.28
今年も“Stand Up Take Action”で世界の貧困を考えよう!!
〜〜昨年を上回る参加者を目指しています〜〜
開発途上国の「貧困」問題は未だ解決されていません。今も多くの人々が、十分な食糧も得られず、住居にも困り、安全な水を手に入れことすら出来ないでいます。子供たちは学校に通えず、家事や児童労働で酷使されています。国連の資料では2005年の統計で、14億人、開発途上国人口の25%もの人が、1日1.25ドル(国際貧困ライン)以下の生活を強いられています。
こうした世界の貧困の状況を、より多くの人々に理解してもらい、全世界が貧困撲滅の目標に真摯に取り組むことを訴えるのが、“Stand Up Take Action”です。国連は10月16日を「世界食糧デー」、翌17日を「貧困撲滅のための国際デー(通称、世界貧困デー)に定め、10月16日から18日の3日間は、「Stand
Up Take Action」注1のキャンペーン期間とされています。
山口大学でも一昨年からこのイベントに参加し、昨年は102名が参加しました。今年も「知るから始める国際協力」を目指して活動している学生サークル「YICA」が主催し、10月16日(金)18時から大学会館で“Stand
Up Take Action”のイベントが開催されます。(詳細はポスターを参照下さい。)
世界の貧困の現状や貧困撲滅に向けた世界の取り組み、山口県でも出来る国際協力活動などに関する学生発表の他、バンド演奏や「よさこい」踊りなども加わり、より多彩で楽しいイベントになりそうです。
学生だけでなく大学全体、さらには地域の人々にも呼びかけ、山口からも「世界の貧困削減」の声を上げたいと思います。より多くの方々が参加出来るよう、友人、知人の方にも呼びかけてみて下さい。
注1:「Stand
Up Take Action」とは、貧困解消と国連ミレニアム開発目標(MDGs;2015年までに地球上の貧困を半減するなど、世界の指導者たちが2000年の国連ミレニアム・サミットで確認された8つの目標)の達成を求めて、世界中の人々が同時に立ち上がるイベントです。昨年はこの「Stand
Up Take Action」に世界131カ国約1億1,700万人が立ち上がり、ギネス記録を更新しました。