応用分子生命科学系専攻は，医療・健康と連携した生命科学分野に関して教育研究を行うことにより，医療関連分野の更なる発展を目指しています。  医療及び健康に関連する分野は，国民の健康を守る目的に限らず，産業分野でも国際競争の渦中にあることから，個性ある学際的教育研究を推進するために，従来展開されてきた医学系専門分野に限定されない医学・工学・理学・農学の医学分野，理学，工学の生物学分野と化学分野，農学の応用生物科学分野による連携で組織・構築されています。  これらそれぞれの分野での連携組織のもと，バイオインフォマティクスを応用した分子レベルの病態解析や生命機能解析，化学合成及び先端バイオ技術を基盤にして，新たな生命機能の解明，医薬品を含む有用分子創生に向けたトランスレーショナル・リサーチを行い，このような実践的研究を推進できる創造性豊かな人材，生命科学分野において研究成果の応用を通じて地域・社会に貢献し，また，医療・健康に利用できる有用分子の研究開発や臨床応用に貢献する創造的で幅広い視野を持った高度専門職業人を育成しています。

領域・分野 ■分子機能生物学領域 分子細胞生物学 分子発生生物学 ■生命物質化学領域 生命物質化学 生命物理化学 ■先端分子応用医科学領域 分子病理学 消化器病態内科学 消化器・腫瘍外科学 ■生命分子工学領域 生命有機合成化学 生命有機反応化学 バイオプロセス工学 バイオ機能高分子化学 ゲノム生命機能工学 分子情報認識工学 ■生命機能開発科学領域 微生物分子生物学 分子細胞生化学 応用生理学 植物代謝生理学 応用微生物化学