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 研究科長挨拶
 

思いも新たに 〜連合獣医学研究科

25周年記念事業を終えて〜

連合獣医学研究科長
佐藤 宏

2015425日、ネパールをマグニチュード7.8の大きな地震が襲った。首都カトマンズの多くの建物の倒壊、土砂災害、多くの死傷者が報じられ、ネパールからの留学生の家族、修了生やその家族の安否、また、研究科として学術交流協定をもつネパール国立農業林業大学のことも案じられた。幸いにして、関係者の直接的な被災はなかったものの、ネパールの今後の復興に少しでも役立ちたいと研究科3大学で集めた義援金10万円を5月初旬に日本赤十字社に寄託した。また、学長裁量経費「ネパール地震からの復興に寄与できる獣医公衆衛生・感染症対策者養成への国際協力」を受けて、ネパールからの研究者3名の研修、短期招聘2名を研究科として急遽受け入れた。研究科として、単にグローバル化、国際連携を叫ぶだけにとどまらず、実際に行動に移せたことは、大いなる誇りとすべきところであろう。

平成2年の設置から25年経ち、草創期から次の飛躍期に研究科は直面している。この25年間の研究科としての学位授与数は、課程博士修得者357名、論文博士取得者58名、そのうち留学生が海外27カ国から119名にのぼる。当初4大学での先人たちの立ち上げの苦労に思いを馳せるとともに、これからの研究科の大学院教育・研究を考えるために、1014~15日に山口大学連合獣医学研究科棟にて「連合獣医学研究科25周年記念事業」式典を執り行った。大学改革の昨今、研究科の構成員が新たな社会的要請の下で自覚をもち、自分らの使命を再認識する必要性がある。14日の第1部は沖縄科学技術大学院大学から柳田充弘教授(京都大学名誉教授)にお出でいただき、「日本生命科学の未来 — 過去50年の発展から考えること—」と題した講演、15日の第2部は「グローバル化の中の研究科」と題して、ベトナム、タイ、インドネシア、ネパール、バングラディシュ、ハンガリーから招聘した帰国留学生との意見交換の場を設けた。招聘した帰国留学生は、それぞれの国の研究科同窓会組織の立ち上げを行うとともに、帰国留学生と研究科との密接な関係の継続と発展について大いに期待していることを表明した。今年度、研究科は学長裁量経費「帰国留学生を活用したグローバル人材育成 —UVYフェローの教育活用—」を受けて、帰国留学生の3大学への呼び寄せと在籍学生との意見交換の機会を設けた。事業概要は、これまでの25年間に輩出した人的資源(帰国留学生)を活用した大学院教育の実施(グローバル人材育成)と、研究科との機動的な研究連携を図るために、選抜した帰国留学生を定期的に招聘することにある。また、このことで帰国留学生への研究科としてのフォローアップになればとも考えての事業である。制度としての取り組みはまだまだ緒についたばかりで、この仕組みが如何に活用されるかは、帰国留学生と受け入れにあたる研究科教員の心懸け次第ともいえる。是非とも、創設した制度の有効利用と改善を研究科構成員の皆様にお願いしたい。

さて、201611日、ベトナム国立農業大学の新学長に、本研究科修了生(宮崎大・山口良二教授指導)Nguyen Thi Lan博士が就任された。昨年1014-15日の記念式典にも参加していただき、「UVY名誉フェロー」を贈呈して研究科との連携をお願いしている中での大いなる吉事である。研究科は単に学位授与機関にとどまらず、修了生の学位取得後の社会での活躍と貢献をフォローアップする取り組みも重要である。社会の発展と安定に貢献できる専門家(教育者、研究者、技術者)としての人材育成に研究科は如何に取り組むか、新たな「飛躍期」に向かって、皆で考えてみようではありませんか。

2016年4月吉日

 


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