山口大学大学院医学系研究科医化学講座 

 医学部生化学第二講座 

        

プロテオスタシスを維持する分子機構の解明をめざしています

神経変性疾患群やがんなどのプロテオスタシスと関連する難治性疾患群の治療法を探索しています

生物の体を構成する細胞は、外的環境や代謝の変化によるストレスに絶えず曝されています。このような内外環境の変化を感知して迅速に対応することによって、細胞内の恒常性は維持されています。この恒常性維持機構を凌駕するほどのストレスの負荷あるいはその機構の破綻が起こると、神経変性疾患や代謝疾患、心血管疾患、免疫疾患、がんなど様々な疾患が引き起されることが知られています。

私たちの研究室では、細胞機能を担う最も主要な成分であるタンパク質の恒常性(プロテオスタシス)を維持する仕組みの研究を行っています。タンパク質の構造異常を修復できる能力は細胞ごとに定まっており、その能力はプロテオスタシス容量と呼ばれます。この容量を転写レベルで調節するのが「熱ショック応答」で、すべての生物が普遍的にもつ適応機構なのです。私たちは、この適応機構の解明を基盤として神経変性疾患やがんなどの難治性疾患群の治療法を探索しています

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山口大学大学院医学系研究科医化学講座

 
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2015年3月27日更新